川西市新水道ビジョンの策定・改定について
川西市新水道ビジョン経営戦略(財政収支試算)を改定しました
経営戦略(財政収支試算)については、毎年度、設定した目標に対する進捗管理(モニタリング)を行うとともに、経営状況をはじめとした内部環境や経済状況、トレンドの移り変わりなど外部環境の変化を反映するため、3〜5年毎に改定していく必要があります。
そこで、令和元年度策定の川西市新水道ビジョン(計画期間:令和元年度〜令和10年度)から、市の人口ビジョンを基とした人口推計による給水収益の見直しや、県営水道料金の料金改定後の受水費などの営業費用を直近の状況に反映し、令和14年度までの財政収支試算に改定しました。
なお、この改定にあたり、令和3年度から学識経験者や公募の市民の方などで構成する川西市上下水道事業経営審議会を開催しました。
<改定のポイント>
・赤字が発生する時期は改定前の令和5年度から令和10年度と先に伸びており、経営状況は好転しています。
・水道料金改定(水道料金の値上げ)等については、令和9年度に改めて判断します。
・物価高騰などの要因により、経営状況が悪化した場合は、料金改定の検討を前倒しします。
・基本料金と水量料金の割合について、基本料金が2割程度となっています。本来、配水管など水道施設の更新及び管理に必要な費用を基本料金で賄うべきところ、水量料金で賄っている割合が多いため、料金体系の見直しが必要です。
川西市新水道ビジョン経営戦略(財政収支試算)中間見直し(PDF:965KB)
【概要資料】川西市新水道ビジョン経営戦略(財政収支試算)の改定について(PDF:366.3KB)
※経営戦略(財政収支試算)の見直し後の内容について、審議会での議論のポイントと今後の取り組みの概要資料です。
【新旧対比表】財政収支試算(川西市新水道ビジョンP71〜P76)(PDF:1.6MB)
※経営戦略(財政収支試算)について、改定前と後の対比表です。左が改定前、右が改定後の内容となっており、改定箇所を赤字下線で示しています。
川西市新水道ビジョン(計画期間:令和元年度~令和10年度)を策定しました
安全な水道水を安定して送りつづけるために
―信頼されるライフラインをめざして―
今後一層の少子高齢化の進行や人口減少の影響により、水需要がこれまで以上に減少が見込まれる厳しい状況にありますが、水道水を安定供給し、災害に備えるため、老朽化した施設や管路の更新を進めていかなければなりません。
そのような中、今後とも市民の皆さまに安全、安心な水道水をお届けできるよう、本ビジョンの施策や事業を着実に進め、経営効率を図りながら、市民のための持続可能な水道事業経営をめざしてまいります。
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